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取引書式テンプレート集

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OEM取引が量産・継続段階に進むと必要になる書式の参考テンプレートです。 サンプル段階はメール+仕様書で十分ですが、金額が大きくなったら書面を整えましょう。

免責事項: 本テンプレートは一般的な参考書式であり、法的助言ではありません。 個別の取引内容への適合性は保証されません。高額・継続的な取引では、 使用前に弁護士等の専門家によるレビューを受けることを強くおすすめします。

契約書式(国内取引)

秘密保持契約書(NDA)+

デザインや仕様を開示して工場と商談する前に。相互開示型のシンプルな構成です。

秘密保持契約書

______________(以下「甲」)と ______________(以下「乙」)は、
OEM取引の検討(以下「本目的」)のために相互に開示する秘密情報の取扱いについて、
以下のとおり合意する。

第1条(秘密情報)
本契約における「秘密情報」とは、本目的に関して開示された、デザイン・図面・仕様書・
試作品・価格・取引条件・製造ノウハウその他一切の情報をいう。ただし、次の各号は除く。
 (1) 開示時に既に公知であった情報、または開示後に受領者の責によらず公知となった情報
 (2) 開示時に受領者が既に保有していた情報
 (3) 正当な権限を有する第三者から秘密保持義務を負わずに取得した情報
 (4) 開示された情報によらず独自に開発した情報

第2条(目的外使用の禁止)
甲および乙は、秘密情報を本目的以外に使用せず、相手方の事前の書面による承諾なく
第三者に開示・漏洩してはならない。

第3条(複製・管理)
秘密情報の複製は本目的に必要な範囲に限り、受領者は善良な管理者の注意をもって管理する。

第4条(返還・破棄)
本目的が終了したとき、または相手方から請求があったときは、受領者は秘密情報および
その複製物を速やかに返還または破棄する。

第5条(有効期間)
本契約の有効期間は締結日から3年間とする。ただし、第2条の義務は期間満了後も2年間存続する。

第6条(損害賠償)
本契約に違反して相手方に損害を与えた当事者は、その損害を賠償する。

第7条(協議・管轄)
本契約に定めのない事項は誠実に協議して解決する。本契約に関する紛争は、
______地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

本契約成立の証として本書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ各1通を保有する。

____年__月__日

甲: 住所
   名称・代表者                                    ㊞

乙: 住所
   名称・代表者                                    ㊞
OEM取引基本契約書+

量産・継続取引に進むときの基本契約。仕様書・承認サンプルを検査基準とする実務的な構成で、工芸品の個体差にも配慮しています。

OEM取引基本契約書

______________(以下「甲」= 発注者)と ______________(以下「乙」= 受注者)は、
甲が乙に委託する製品の製造(以下「本取引」)について、以下のとおり基本契約を締結する。

第1条(適用)
本契約は、本取引に関する個別契約(注文書・注文請書等)に共通して適用される。
個別契約と本契約が異なる場合は、個別契約が優先する。

第2条(個別契約)
個別契約は、甲が品名・仕様・数量・単価・納期・納入場所を記載した注文書を交付し、
乙がこれを承諾(注文請書の交付またはメールによる承諾を含む)したときに成立する。

第3条(仕様)
製品の仕様は、甲乙が合意した仕様書および承認済みサンプルによる。
仕様の変更は甲乙協議のうえ書面(メールを含む)で行い、費用・納期への影響を事前に確認する。

第4条(納入・検査)
1. 乙は個別契約に定める納期・場所に製品を納入する。
2. 甲は納入後7日以内(以下「検査期間」)に、仕様書および承認済みサンプルとの同等性を
   基準として受入検査を行う。
3. 検査期間内に甲から通知がない場合、製品は検査に合格したものとみなす。

第5条(契約不適合)
1. 検査で不合格となった製品について、乙は甲の選択に従い、代品納入または修補を行う。
2. 検査合格後6ヶ月以内に隠れた契約不適合が発見された場合も同様とする。
3. 軽微な仕様相違で使用に支障がない場合、甲乙協議のうえ代金減額で処理できる。

第6条(知的財産)
1. 甲が支給したロゴ・デザイン等の知的財産権は甲に帰属し、乙は本取引の目的以外に使用しない。
2. 乙が従来から保有する製造技術・ノウハウ・既存型の権利は乙に帰属する。
3. 甲は、支給データが第三者の権利を侵害しないことを保証する。

第7条(再委託)
乙は、工程の一部を第三者に再委託できる。ただし品質・納期の責任は乙が負う。

第8条(価格・支払)
価格は個別契約に定める。支払条件: ____________________
(例: 着手時50%・出荷前50% / 月末締め翌月末払い 等)

第9条(販売地域)
甲の販売予定地域は __________ とする。乙は、既存代理店との関係上の制約がある場合、
個別契約成立前に甲へ通知する。

第10条(契約期間・解約)
本契約の有効期間は1年間とし、期間満了1ヶ月前までに申し出がない限り1年ごとに自動更新する。
相手方に重大な契約違反があり催告後14日以内に是正されない場合、契約を解除できる。

第11条(損害賠償)
本取引に関する各当事者の賠償責任は、故意または重過失による場合を除き、
当該個別契約の代金額を上限とする。

第12条(協議・管轄)
本契約に定めのない事項は誠実に協議して解決する。
紛争は ______地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

____年__月__日

甲:                                               ㊞
乙:                                               ㊞
検収条件書(個別契約添付用)+

「思っていたのと違う」紛争を防ぐ検査基準の合意書。承認済みサンプルの範囲内の個体差は不適合としない、が工芸品取引のポイントです。

検収条件書(個別契約添付用)

対象: ____________(品名・個別契約番号)

1. 検査基準
   ・仕様書 v__(____年__月__日版)および承認済みサンプル(承認日: ____)との同等性
   ・数量の一致

2. 許容基準(例 — 品目に応じて調整)
   ・寸法公差: ±__mm / 重量公差: ±__g
   ・外観: 通常の使用距離(30cm)から視認できる傷・汚れ・色ムラがないこと
   ・工芸品固有の個体差(釉薬の濃淡、木目、手仕上げのばらつき等)は、
     承認済みサンプルの範囲内であれば不適合としない

3. 検査方法
   ・全数 / 抜取(JIS Z 9015 等による)…いずれかを指定: ________
   ・検査期間: 納入後7日以内

4. 不合格時の処理
   ・不適合品は写真とともに乙へ通知し、代品納入・修補・減額のいずれかで処理する
   ・不適合品の返送費用は乙負担とする

5. みなし合格
   ・検査期間内に通知がない場合、検査に合格したものとみなす

輸出書類(海外発送)

海外へ発送する際にクーリエ(DHL/FedEx等)・郵便(EMS)へ添付する基本書類です。書き方の詳細は海外発送の基礎ガイドをご覧ください。

コマーシャルインボイス+

通関の基本書類。金額は実売価格を正確に(過少申告は厳禁)。

COMMERCIAL INVOICE

Shipper / Exporter:                    Invoice No.: INV-____
  (会社名・住所・電話・担当者)          Invoice Date: ____-__-__
                                       Payment Terms: (例: Paid in advance)
Consignee (宛先):
  (氏名・住所・電話・メール)

Country of Origin: JAPAN
Country of Destination: __________
Incoterms: (例: DAP / DDP / EXW)      ※取引条件に合わせて記載
Reason for Export: SALE (または SAMPLE - 有償サンプルはSALE扱いが原則)

-----------------------------------------------------------------------
No. | Description of Goods        | HS Code   | Qty | Unit Price | Amount
-----------------------------------------------------------------------
 1  | (例) Stainless steel        | 8214.20   |  1  | JPY 15,000 | JPY 15,000
    | nail clipper, gift-boxed    |           |     |            |
-----------------------------------------------------------------------
                                   Subtotal:              JPY 15,000
                                   Freight:               JPY  3,000
                                   Total:                 JPY 18,000

Total Packages: __ carton(s)
Total Gross Weight: __ kg

I hereby certify that the information on this invoice is true and correct.

Signature: ____________________  Date: ____-__-__

【記入メモ】
・HSコードは品目ごとに要確認 (税関の輸出統計品目表 / 工場に前例を聞くのが早い)
・USD建てにする場合は通貨を明記。金額は実売価格 (過少申告は厳禁)
・SAMPLEでも有償なら価格を記載。無償サンプルは "No commercial value, value for
  customs purposes only: JPY __" と記載
パッキングリスト+

インボイスと数量・重量を一致させるのが通関をスムーズにするコツです。

PACKING LIST

Shipper / Exporter:                    Ref. Invoice No.: INV-____
  (会社名・住所)                        Date: ____-__-__

Consignee:
  (氏名・住所)

-----------------------------------------------------------------------
Carton No. | Description             | Qty | Net Wt (kg) | Gross Wt (kg)
-----------------------------------------------------------------------
   1 of 2  | (例) Nail clippers      | 50  |    5.0      |    6.2
   2 of 2  | (例) Gift boxes         | 50  |    3.0      |    4.1
-----------------------------------------------------------------------
Total: 2 cartons / Net 8.0 kg / Gross 10.3 kg

Carton Dimensions: __ x __ x __ cm (per carton)

【記入メモ】
・インボイスと数量・重量が一致していること (不一致は通関遅延の主因)
・カートンごとの内訳を書くと、検査時の開梱が最小限で済む

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